2018/01/06

自転車文化が根付かない日本で考えるべき事

 
自転車で海まで

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自転車の魅力に目覚め、ロードバイク、ミニベロは私の体力維持装置。またフィルムカメラ(Canon A-1, F-1)を使って、デジタルな毎日にアナログの感覚を注入。デジカメはGR2を愛用。【super.corsa.2017@gmail.com】

Super Corsa

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はじめに

平成29年5月1日に自転車活用推進法が施行されました。本部事務局が設置され、具体的な検討がスタートしています。

なかなか自転車文化が根付かない日本ですが、一方、「KEIRIN(キーイリンと発音されている)」は英語にもなり、国際自転車競技連合によって正式種目に認定されています。また観光開発としてサイクリングイベントも増加しています。

しかしながら、なぜ日本に自転車文化が根付かないか考察してみました。

日本における自転車の歴史

古い自転車

現在の自転車の原形は1885年(明治18年)に登場したと言えます。この時期に日本への輸入も始まっており、1890年には、宮田製銃所(現宮田工業)による国産第1号が誕生しています。

第一次世界大戦により輸入が途絶えたことをきっかけに自転車の国産化が加速し、荷物の運搬や日本人の体格を考慮した実用車が作られました。

自転車が生活に浸透するにつれて、自転車の呼称もいろいろ現れました。「チャリンコ」や「チャリ」は広く使われています。「ワッパ」も聞いたことがあります。その他、地方独特の呼び方があるようです。

しかし、「チャリンコ」はスリや無銭飲食を表す俗語であった時代もあります。つまり、自転車は逃げる道具だったのでは…と推測します。

つまり、欧州のような「スポーツとしての自転車」や「自転車に対する憧れ」を持つきっかけは、これまでの日本にはありませんでした

さらには、比較的狭い傾向にある住宅環境で、「自転車を倉庫(or家)の中に保管する」という難しさも普及が進まない理由の1つと考えます。

自転車活用推進法について

国会議事堂

平成29年5月1日に自転車活用推進法が施行されました。基本理念は以下の通りです。

・自転車は、二酸化炭素等を発生せず、災害時において機動的
・自動車依存の低減により、健康増進・交通混雑の緩和等、経済的・社会的な効果
・交通体系における自転車による交通の役割の拡大
・交通安全の確保

国や地方自治体は、上記理念に基づき、自転車の活用推進に関する施策を実施する責務があります。一番分かりやすい施策は自転車専用レーンの整備で、新しく作られる道に自転車専用レーンが設置されていくと思います。

自転車レーン

日本に自転車文化が根付くには

マナーの向上

交通教本

自動車を運転している人の多くは「自転車は邪魔!」と思うことでしょう。逆に自転車に乗っていると、スレスレに自動車に抜かれ、怖い思いをすることがあります。各々の立場の違いを埋めるのは、マナーの向上だと思います。

自動車の運転者と違い、自転車乗りに対して交通ルールを教育する機会が少ないため、自転車乗りのマナーを向上させる機会がほとんどありません。現状では「夜間走行時にライトの付けない」「信号無視」「無理な横断」などを普通に見かけます。交通ルールを守り、マナーを向上するという意識付けが必要です。

ちなみに自動車同士の場合は、「サンキューハザード」でドライバー同士の意思疎通ができます。手を挙げている仕草を見せて、気持ちを伝えることができます。お互いの気持ちのやり取りが、自転車同士、自転車と歩行者、自転車と自動車の間で出来ればいいな…と思います

スポーツとしての自転車の位置づけ

自転車レース

マラソンや駅伝のように、自転車が憧れのスポーツで、観戦も楽しいスポーツになれば理想です。なぜなら、自転車を普及させるには、「ビジネスとして成立する構造」も大切だがらです。スポンサーとプロ選手のような関係がもっと増えていけば、アマチュアへの裾野が広がるはずです。

さらにはスター選手が出てくれば、一気に盛り上がります。如何にスター選手を継続的に輩出していくか…スポーツの盛り上がり(=ビジネスとしての成立性)にとって大切なことです。これはどのスポーツでも共通の課題です。

まとめ

平成29年に自転車活用推進法が施行されました。今後、日本に自転車文化を根付かせるには、

  • 交通ルールを守り、マナーを向上していくという意識付け
  • 自転車が憧れのスポーツで、観てても楽しいスポーツになること

に取り組んでいくことが大切だと考えます。

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